「3月に子連れで関東旅行」って、実はかなり“当たり月”。
寒すぎず、暑すぎず、春休みのワクワク感も乗ってくる。とはいえ、花粉・寒暖差・混雑が同時に来るのも3月らしさ。だからこそ、回り方の設計が大事になります。
※施設の営業時間・休館日・チケット購入方法・イベント内容は変更されることがあります。お出かけ前に各公式案内で最新情報を確認してください。
まず押さえる:3月の関東は「寒暖差」「花粉」「春休み混雑」がセット
3月の関東は、日中は春っぽいのに、朝夕は意外と冷える日がある。
例えば東京の平年値(1991〜2020)だと、3月の平均気温は9.4℃、平均の最高は14.2℃、平均の最低は5.0℃。数字だけ見ると“まだ冬のしっぽ”感、あります。
そして、忘れたくても忘れられないのが花粉。花粉の飛散予測は民間各社が行っていますが、データには国の調査や気象データも活用されている、という位置づけ。
2026年の予測としては、スギ花粉のピークが3月上旬〜中旬、ヒノキは3月下旬〜4月上旬の見込み、という見立ても出ています。旅の計画段階で「屋外メインの日」と「屋内メインの日」を分けておくと安心。
春休み時期は自治体で差がありますが、たとえば都内の区立校の例では、春季休業が3月下旬〜4月上旬に設定されています(例:3/26〜4/5)。このあたりから人が増えやすい、と見ておくと読み違えにくいです。
結論:3月の子連れ関東は「天気・花粉・混雑」の揺れ幅を前提に、プランを2本立てにする
“晴れたら外”“崩れたら屋内”の切り替えを最初から想定しておく。これだけで疲労が変わります。
回り方は4タイプで決めるとラク:あなたの家族に合うのはどれ?
正直なところ、子連れ旅行は「名所をたくさん」より「家族が機嫌よく回れる」が勝ち。
そこで、回り方を4タイプに分けて選びやすくしてみました。
| タイプ | 向いている家族 | 強いポイント | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 都心・屋内中心 | 移動を短くしたい/ベビーカー多め | 天候に左右されにくい(博物館・水族館・商業施設) | 人気スポットは混雑しやすいので予約・時間ずらし |
| テーマパーク集中 | “非日常”を一気に楽しみたい | 1日で満足感が出やすい | 待ち時間・天候・チケット条件の確認が要 |
| 動物・自然+体験 | 外遊びが好き/春らしさ重視 | 季節の体験(例:果物狩り)を組み込みやすい | 花粉・気温差・雨の代替案が必須 |
| 温泉・宿滞在型 | 親の疲れも回復したい/移動が苦手 | 宿で完結しやすく、子どもも落ち着きやすい | 人気エリアは早めの予約が安心 |
定番スポットの選び方:3月は「1日2スポット」くらいがちょうどいい
子連れの現実って、移動だけで体力が削られる。
改札のピッという音、駅のホームの風、抱っこ紐の金具のひんやり感…想像するだけで、もう“旅”なんですよね。
だからおすすめは、午前=メイン、午後=近場で軽めの形。
「午前に動物園→午後は室内で回復」みたいに、体力の波を前提に組みます。
雨の日や寒い日の候補としては、科学館・博物館・鉄道系ミュージアム、水族館、空港や駅直結の大型施設など“屋内で完結”できる場所が強い、という整理がしやすいです。
3月らしい“体験”を1つ入れる:いちご狩りは相性良し
3月の子連れ旅行、思い出の濃さを上げるなら「体験」を1本入れるのが強い。
その代表がいちご狩り。シーズンの最盛期が3〜4月頃とされる情報もあり、計画に組み込みやすいです。
関東エリアでも3月開催のいちご狩りスポットがまとまって紹介されているページがあるので、「地域を決めてから探す」より「日程が合う施設から逆算」もやりやすい。
子どもって、摘んだ瞬間の“ぷちっ”という感触や、甘い匂いの記憶が残る。
「この手触りを想像すると、ふわっと柔らかいのに芯がある感じだろうな」みたいな、五感の記憶が旅のアルバムになります。
春休みに外さない“組み方”のコツ:混雑に勝つのは「時間ずらし」
- 朝イチ入場:人気スポットは開場直後がいちばん動きやすい
- 昼は短く:フードコートより「軽食+早めの休憩」のほうが機嫌が持つことが多い
- 午後は移動を短く:午後に長距離移動を入れると、だいたい親がしんどい
- 夜は“回復”:温浴・早寝・翌日の準備。これで翌日が別物
ここで気になるのが、「花粉が多い日に外って大丈夫?」問題。
対策は人それぞれですが、少なくとも“予測”はチェックできます。環境省は花粉情報サイトで最新の飛散情報への導線を用意しています。
「外の日」を午前短めにして、午後を屋内にする——この切り替えが効く。
モデルプラン例:2泊3日で“都心+1エリア”が失敗しにくい
※あくまで一例です。お子さんの年齢や体力、天気、混雑状況で調整してください。
【プランA】都心・屋内中心(天候が不安な家族向け)
- 1日目:移動→早めにチェックイン→近場の屋内スポット(体力温存)
- 2日目:午前にメイン(博物館・水族館など)→午後は商業施設で休憩+軽め
- 3日目:午前に公園 or 展望系→混む前に帰路へ
【プランB】体験+自然(春っぽさを入れたい家族向け)
- 1日目:到着→移動少なめのエリアで散歩(寒暖差に慣れる)
- 2日目:体験(いちご狩り等)→午後は屋内スポットを保険で確保
- 3日目:動物・自然系→昼過ぎに撤収
「ここだけは実際に行ってみないと不安」というポイントも、必ず出ます。
たとえば、ベビーカーでの移動のしやすさ、授乳室の場所、混雑時のトイレ待ち。これは現地の状況で変わるので、公式サイトや現地案内、当日の情報で微調整が現実的です。
持ち物と服装:3月は“脱ぎ着できる”が正義
朝夕の冷えと日中の暖かさのギャップが出やすいので、基本は重ね着。
旅行先の最高・最低気温を見て調整する、という考え方は旅メディアでも繰り返し触れられています。
- 羽織り:薄手の上着+必要ならもう1枚(気温の谷に対応)
- 足元:歩ける靴。子どもも親も“足が痛い”が一番つらい
- 花粉・乾燥:マスクやティッシュ、目薬などは普段使いの範囲で
- 雨の保険:折りたたみ傘よりレインコートが便利な場面も
- 食の保険:すぐ食べられる軽食(機嫌の立て直しが早い)
迷ったらこれ:失敗しにくい“家族別”おすすめタイプ
・移動で泣きやすい/昼寝が必須なら、都心・屋内中心。移動が短いほどトラブルが減ります。
・非日常をドンと味わいたいなら、テーマパーク集中。ただし、待ち時間や天候の影響を受けやすいので、時間帯の工夫が鍵。
・外遊びが大好きなら、動物・自然+体験。花粉や雨で崩れた時の“屋内プランB”もセットで。
・親も回復したいなら、温泉・宿滞在型。宿で完結できるほど、翌日の笑顔が残ること、多いんです。
最後に:3月の関東子連れ旅行は「余白」がいちばんの攻略
3月は、春の匂いがして、空が高くて、電車の窓から入る光もやわらかい。
その一方で、寒暖差や花粉、春休みの混雑もある月。完璧な計画より、切り替えられる計画が勝ちます。
「午前に1勝、午後は無理しない」
このくらいの気持ちで組むと、家族の写真が増える旅行になります。
※本記事は、行き先選びのヒントを整理したものです。天候・混雑・お子さんの体調などで最適解は変わります。最終的にはご自身の状況に合わせて判断し、無理のない範囲で計画してください。

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