「真夏のオーストラリアに1月旅行で行きたい。でも、実際いくらかかる？家族や友達と行くと総額はいくら見ておけば安心？」
そんな不安やワクワクを抱えて検索している方に向けて、この記事では 「オーストラリア1月旅行の費用」について、日数・行き先・メンバー構成ごとの予算の目安を、できるだけやさしく整理します。
ここで紹介する金額は、2025年時点で確認できる航空券・宿泊相場や、旅行情報サイトの傾向、直近の為替水準などを参考にしたあくまで目安です。実際の料金は 出発地・予約時期・為替レート・宿のグレード・利用するサイトやプランによって大きく変わるため、必ずご自身で最新情報を確認してください。
「なんとなく高そう」であきらめてしまう前に、目安を数字でイメージしておくと、無理のない計画が立てやすくなります。
1月はオーストラリアの夏。海も街もイベントも盛り上がるベストシーズンだからこそ、上手に予算を組んで、安心して楽しみましょう。
| 日数 | ひとり旅 | カップル | 家族（大人2＋子ども2） |
|---|---|---|---|
| 3泊4日 | 約20万〜35万円 | 約18万〜30万円×2人分目安 | 約60万〜100万円前後 |
| 5〜7日 | 約25万〜45万円 | 約25万〜40万円×2人分目安 | 約80万〜130万円前後 |
| 8〜10日以上 | 約35万〜60万円 | 約35万〜50万円×2人分目安 | 約100万〜180万円前後 |
※上記は「日本発着の往復航空券（ハイシーズン相場）＋中級ホテル＋食費＋現地交通＋一般的な観光費」を含めたイメージです。
※LCC利用・ゲストハウス泊・自炊中心などにすれば、下振れする可能性もあります。
※ラグジュアリーホテル利用、年末年始や連休ど真ん中の日程では、ここから大きく上ぶれすることがあります。
オーストラリアの1月はベストシーズン？費用が高くなりやすい理由
オーストラリアの1月は夏本番です。地域差はありますが、多くのエリアで「ビーチやアウトドアを思い切り楽しめる季節」として人気があります。
- シドニー・メルボルン：昼間は25〜30℃前後の日も多く、カラッとした日差しでビーチもにぎやか。
- ゴールドコースト：リゾートホテルやアパートメントが人気で、家族旅行やグループ旅行に利用されやすいエリア。
- ケアンズ：雨季にあたりますが、グレートバリアリーフなどのツアーは実施されていることも多く、自然を楽しみたい人に選ばれています。
この時期に費用が高くなりやすい主な理由は次の通りです。
- 現地が夏休みシーズンで、国内外の旅行者が増える
- ビーチリゾート・主要都市に人気が集中し、ホテル需要が高まる
- 日本からも「冬に暖かい場所へ」という需要が高まり、航空券価格が上がりやすい
つまり、「1月は高いから無理」ではなく「ピークであることを前提に、早めに動いて調整する」という感覚で予算を組むのがおすすめです。
日数別｜オーストラリア1月旅行の費用はいくらくらい？
ここでは、日本発・エコノミークラス・中級ホテル利用・一般的な観光を想定したざっくり目安を紹介します。
実際の金額は、利用する空港・航空会社・キャンペーン・レートなどで変わるため、「自分の条件で再計算するための土台」として見てください。
3泊4日：シドニー or ゴールドコーストにしぼる弾丸プラン
- 想定エリア：シドニー／ゴールドコーストなど1都市滞在
- 目安：ひとり約20万〜35万円前後
- 航空券の比率が大きく、早期予約が重要。
時間はタイトですが「主要スポットだけサクッと楽しみたい」人向けです。
5〜7日：一番バランスの良い日数
- 想定：シドニー＋近郊観光、ケアンズ滞在、ゴールドコースト滞在など
- 目安：ひとり約25万〜45万円前後
- 1都市滞在ならゆったり、2都市なら「駆け足すぎない周遊」が可能なイメージです。
8〜10日以上：周遊・世界遺産をしっかり楽しむプラン
- 想定：シドニー＋ケアンズ＋ゴールドコースト、ウルル追加など
- 目安：ひとり約35万〜60万円前後（国内線やツアー追加で変動）
- 都市を増やしすぎると移動費がかさむため、メリハリをつけた計画がポイントです。
地域別｜行き先で変わるオーストラリア1月旅行の費用感
同じ「オーストラリア1月旅行」でも、どの都市を選ぶかで宿泊費や過ごし方が変わり、トータル費用も変動します。
| エリア | 特徴 | 中級ホテルの目安 |
|---|---|---|
| シドニー | 物価・ホテル相場が比較的高めの大都市。観光・グルメ充実。 | 約18,000〜30,000円前後 |
| メルボルン | カフェ文化・アートが魅力。シドニーと同程度〜やや抑えめなことも。 | 約15,000〜28,000円前後 |
| ゴールドコースト | ビーチリゾート。アパートメント滞在もしやすく、家族・グループ向き。 | 約15,000〜28,000円前後 |
| ケアンズ | グレートバリアリーフへの拠点。ツアー費が乗るが宿泊は幅広い。 | 約12,000〜22,000円前後 |
| ウルル周辺ほか | 宿やアクセスが限られ、全体的に高くなりやすい。 | 約25,000円前後〜（空き状況により変動） |
実際の料金は日程・イベント・空室状況・予約サイトのプロモーションによって変わります。複数の予約サイトや公式ページで比較し、キャンセル条件なども含めてチェックすると安心です。
メンバー構成別｜一人旅・カップル・家族・グループの予算目安
一人旅
- 5〜7日で約25万〜45万円前後が一つの目安。
- ホステルやゲストハウス、シェアハウス型の宿を利用すると宿泊費を抑えやすいです。
- 自分のペースで動けるので、「観光はしっかり、食事は控えめ」など調整しやすいのが強み。
カップル旅
- 1室料金をシェアできるため、少し良い立地やホテルも選びやすいです。
- 5〜7日で2人合計約50万〜80万円前後を目安にすると、観光や食事も楽しみやすくなります。
子連れ家族（例：大人2＋子ども1〜2）
- 航空券の枚数が増える分、総額は大きくなりがちです。
- キッチン付きアパートメントやファミリールームを利用すると、食費を調整しやすく長期滞在にも向きます。
- 5〜7日で約80万〜130万円前後を見ておくと、アクティビティも含め計画しやすいケースが多いです。
友人グループ・卒業旅行・女子旅
- 1室を3〜4人で利用したり、レンタカーをシェアしたりできるため、1人あたりの負担を抑えやすいスタイルです。
- 5〜7日でひとり約20万〜35万円台も検討可能で、「コスパ良く楽しみたい」層に向いています。
費用内訳｜オーストラリア1月旅行でかかる主な項目
ここからは、実際の費用項目ごとに考え方の目安をまとめます。
① 航空券（日本 ⇔ オーストラリア）
- 直行便エコノミー往復の一例：セール時は10万円前後〜、混雑期や直前は20万円超となる場合もあります。
- 経由便やLCCを利用すると下がる可能性もありますが、乗り継ぎ時間やサービス内容も含めて検討が必要です。
- 確実な料金は、航空会社公式サイトや比較サイトで最新の運賃を確認してください。
② 宿泊費
- ゲストハウス：1泊数千円台〜
- 中級ホテル：1泊1室あたり約1.2万〜3万円前後
- 高級ホテル：立地・グレードにより大きく変動
- 1月は人気日程ほど高くなりやすいため、早期予約で選択肢を確保するのが安心です。
③ 食費
- 外食中心：1日あたり約4,000〜8,000円程度を目安にするとイメージしやすいです。
- スーパー・フードコート・自炊を組み合わせれば、もう少し抑えられる場合もあります。
④ 現地交通費
- 都市部は電車・バス・トラムなど公共交通機関が整備されています。
- タクシーや配車アプリは距離次第で負担が増えるため、空港送迎などは事前に相場を確認しておきましょう。
- 家族・グループで郊外を回る場合はレンタカーも選択肢ですが、保険やガソリン代も含めて計算が必要です。
⑤ 観光・アクティビティ費
- 動物園・水族館・展望台・クルーズなど：1件あたり数千円〜。
- グレートバリアリーフやウルルなどのツアー：内容によって1万円〜数万円台まで幅があります。
- 「絶対やりたい体験」がある場合は、先にその費用を押さえ、残りでバランスを取ると計画しやすくなります。
⑥ その他（通信・保険・手続きなど）
- 海外旅行保険、ETAS（電子渡航許可）手続き費用、Wi-Fiルーター・eSIM代なども忘れずに。
- クレジットカードの為替手数料やATM手数料も、積み重なると一定の金額になるため意識しておくと安心です。
「思ったより高くついた…」と感じるケースの多くは、この「その他費用」を見落としているパターンです。
航空券＋ホテルに加えて、数万円程度の余裕枠を持っておくと、予定外の出費にも対応しやすくなります。
モデルプラン別の予算イメージと、費用を抑えるコツ
モデル例1：5泊7日 シドニー＆ビーチ満喫（カップル）
- 航空券：1人あたり約10万〜18万円前後（時期・セールにより変動）
- 宿泊：中級ホテル5泊（1室）：約10万〜15万円前後
- 食事・観光・交通：1人あたり約5万〜8万円前後
- 2人合計の目安：おおよそ35万〜60万円前後
モデル例2：6泊8日 ケアンズ 家族4人でグレートバリアリーフ
- 航空券（家族4人）：時期によって大きく変わりますが、合計40万〜80万円以上となる場合も。
- アパートメントホテルを利用し、自炊と外食を組み合わせるとバランス良く楽しみやすいです。
- リーフツアーなどを含め、全体で約80万〜130万円前後を一つの目安として検討できます。
モデル例3：5泊7日 ゴールドコースト 卒業旅行・友人グループ
- 4人1室利用やレンタカー割り勘でコスパ良く滞在可能。
- 航空券＋宿＋食事＋アクティビティ込みで、1人約20万〜35万円台も十分視野に入ります。
オーストラリア1月旅行の費用を抑えるためのポイント
- 早めの予約：人気日程ほど、早い段階で航空券・ホテルをチェック。
- 日程を少しずらす：年末年始ど真ん中や土日発着を避けると、料金が落ち着く場合があります。
- 宿泊スタイルの工夫：アパートメントホテルやキッチン付きの部屋で朝食・一部の食事を自炊。
- 無料スポットを活用：ビーチ、公園、街歩きなどは、費用を抑えつつ満足度の高い観光になりやすいです。
- 最新情報の確認：為替レートやセール、燃油サーチャージ等は変動するため、予約前に必ず最新状況をチェック。
よくある質問Q＆A
Q. 最低いくらくらいあれば1月のオーストラリアに行ける？
A. LCC利用・ゲストハウス・自炊多めなどを組み合わせれば、5〜6日でひとり15万〜20万円台を目指す人もいます。ただし、安全性や快適さ、現地物価を考えると、ひとり25万円前後〜を目安にすると余裕を持ちやすくなります。
Q. 物価が高いと聞くけれど、本当に楽しめる？
A. 一部の外食やサービスは日本より高く感じることがありますが、その分、ビーチや公園、景色などお金をかけずに楽しめる魅力も多くあります。優先順位を決めて使いどころを絞れば、満足度の高い旅にしやすいです。
Q. 情報が古くならないか心配です。
A. 航空券・ホテル料金・為替は常に変動しています。本記事は執筆時点で確認できる一般的な傾向にもとづいていますが、予約の際は必ず公式サイトや最新の料金情報を確認のうえ判断してください。
まとめ｜「日数×地域×メンバー構成」で自分に合う1月オーストラリア旅行の費用をイメージしよう
オーストラリア1月旅行の費用は、「日数」「行き先（地域）」「メンバー構成」の組み合わせで大きく変わります。
一見ハードルが高く感じても、・早めの予約
・宿泊スタイルの工夫
・無料スポットの活用 などで、予算を調整しながら真夏のオーストラリアを楽しむことは十分目指せます。
「なんとなく高そうだから諦める」のではなく、一度ざっくりと数字を出してみることで、自分に合った現実的なプランが見えてきます。
このページの目安をたたき台に、あなたの旅のスタイルにあったオーストラリア1月旅行を具体的に描いてみてください。
コメント